ホームページが検索で出てこない原因は、大きく分けて「Googleにまだ登録されていない」「サイト側で『出さないで』と指示している」「登録はされているが順位が低い」の3つです。どれに当たるかは、社長がGoogleで少し調べるだけで見当がつきます。原因が分かれば、いまの制作会社に頼む内容もはっきりします。
検索に出てこない原因は3つに分かれる
ひとつ目は、Googleがまだホームページを見つけていない状態です。公開して間もないサイトや、ほかのサイトからのリンクがほとんど無いサイトは、Googleに登録されるまで時間がかかります。数日で出ることもあれば、数週間かかることもあり、決まった日数はありません。
ふたつ目は、サイトの中に「このページは検索に出さないで」という指示が残っている状態。制作中に、作りかけのページが人目に触れないよう、この指示を入れておくことがあります。公開のときに外し忘れると、何か月たっても検索には出てきません。見落とされがちな原因で、見た目では気づけないのが厄介なところです。
みっつ目は、登録はされているのに順位が低く、検索結果の後ろのほうに埋もれている状態になります。会社名がよくある言葉だったり、同じ名前のお店がほかにあったりすると、自社のサイトが上に来ないことがあります。
社長が自分で確かめられることは?
まず、Googleの検索窓に「site:」に続けて自社のドメインを入れて検索してみましょう。たとえばドメインが example.co.jp なら「site:example.co.jp」と入れます。ここで1件も出てこなければ、ひとつ目かふたつ目の原因が疑われます。何件か出てくるのに会社名で探すと見つからない場合は、みっつ目の順位の問題に近いと言えます。
もう一つ、Googleの無料の道具「Search Console(サーチコンソール)」が使えるなら、どのページが登録されているか、登録されていない理由は何かを確かめられます。Search Consoleとは、Googleが自分のサイトをどう見ているかを教えてくれる管理画面のことです。ただし、使うにはサイトの持ち主であることの確認が必要で、制作会社が設定を持っている場合もあります。
Google以外の検索も、ついでに見ておくと判断材料が増えます。BingやYahoo!で出てGoogleだけ出ないなら、Google側の登録の問題に絞り込めます。どこでも出ないなら、サイト側の指示を疑う順番です。
会社名で地図だけ出て、公式サイトが出ないときは
会社名で検索すると、右側や上に地図と店舗情報は出るのに、ホームページ本体が出てこないことがあります。地図の情報はGoogleビジネスプロフィールという別の仕組みから出ていて、ホームページの登録とは別物です。地図が出ているからホームページも大丈夫、とは限りません。
たとえば、工務店のサイトで地図には会社名と電話番号が出るのに、ホームページのリンク欄が空のままになっている、ということがあります。この場合はビジネスプロフィールにサイトのURLを入れるだけで、地図から公式サイトへ行けるようになります。一方で、そもそもホームページが登録されていないなら、上の3つの原因のどれかを見直す話になります。
放っておくと何が起きる?
検索に出ないホームページは、名刺やチラシを見て会社名で探してくれた人にも届きません。せっかく興味を持った人が、似た名前の別の会社や、口コミサイトのほうへ流れていきます。
反対に、出るようになっても、それだけで問い合わせが増えるとは限らない点も知っておいてください。当社が制作・運用している住宅リフォームサービスのサイト「IB.GATE」では、公開から約2か月、Google Search Consoleの週ごとの数字で、2026年6月15日の週から8月10日の週にかけて平均掲載順位が54.4位から5.2位に、表示回数は38回から380回に伸びました。ところがクリックは8回のまま変わっていません。検索に出ることは入口で、そこから選ばれるかは、検索結果での見え方や中身しだいということです。
参考までに、当社が2026年5月6日から11月3日までに無料診断で調べた1,786サイトのうち、「検索結果での見え方」で問題が見つかったのは843サイト(約47%)、「検索エンジンへの案内」で問題が見つかったのは1,720サイト中567サイト(約33%)でした。検索まわりの抜けは、珍しいことではありません。
どこから制作会社に頼む?
「site:」で調べた結果と、いつ公開したかを伝えれば、いまの制作会社で話が早く進むことが多いでしょう。頼むときは「検索に出さない指示が残っていないか」「Googleへの案内のファイルが置かれているか」「Search Consoleで登録されていない理由に何が出ているか」の3点を確かめてほしい、と伝えるのがおすすめです。サイトの中の指示を直すのは、管理の権限を持つ制作会社の領域になります。
制作会社と連絡が取れない、どこを見てもらえばよいか分からない、という場合は、無料のサイト診断で、検索まわりを含めた状態を報告書にまとめることもできます。報告書をいまの制作会社に渡して直してもらうのが、いちばん費用がかかりません。当社に修正まで頼む場合は税込49,800円〜で、対象は外から見える範囲の改善です。使っているサービスの仕様で触れない項目は直せず、範囲外の作業は事前にお見積もりします。サイトの状態や直す範囲で変わるため、内容を伺ったうえで着手前に正式なお見積りをお出しします。
表示の遅さも気になるなら、ホームページの表示が遅い原因と確かめる順番もあわせてどうぞ。診断と報告書は無料で、その場で契約する必要はありません。